samedi 31 janvier 2009

最後のサービス



 本日晴天なり。


 ここ最近雨だとか曇りだとかが多かったんですが、昨日あたりからかな?良い感じです。


 いつもと変わらない土曜の午後。


 ただ一つ違うのは、今日が最後の日ということ。


 ということで、最後のサービスに行ってきます。


 いつものように、滞りなく。


 それでは、また明日。


 ごきげんよう。



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Chanson du Jour : さよならの向う側 / 山口百恵

思い出話

 今日の夜は60人弱のサービスでした。

 昼は一時間強の間にいっぺんに入ってくるけど、夜はパラパラと。特に今日の夜は長かった。

 最初のテーブルは、19時15分。最後は24時15分前。何とも間延びしたサービスでした。そしてその間、特にバタバタしている時以外は相棒と昔話。

 昔話というか、思い出話。

 僕が初めて来た時のことなど、これまでの事を全部知っていますからね。全くフランス語がしゃべれなかった頃の事など、いろいろ思い出しては笑い話にして。共有した時間は少なくないのです。

 今日まで色々な事がありました。

 明日が最後のサービスだと思うと・・・

 信じられないというのが本音です。

 自分で決めたことなのに・・・・・・

 今日は帰宅が遅くなったので、この辺で。

 それでは更新できたらまた明日。

 ごきげんよう。


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Chanson du Jour : New York State Of Mind / Billy Joel

jeudi 29 janvier 2009

筋違い






 昨日の夜からですが、右手の中指の筋を違えたようで、とても痛い。指を手のひら側に曲げる動作がとても辛く、痛い。

 何かの拍子にやらかしてしまったんだけど、よく覚えていない。

 肉体の衰えなのかな?ちょっとした動きに体がついてこないみたいな。変なことしてないと思うんだけど。

 ということで、今このブログを書いているのもかなり時間がかかりながら書いています。

 いつも指をけがすると思うことだけど、きちんとそれぞれに役割がるのだなぁと。そして微妙なバランスを保ちながら連動して機能しているのだなぁと。

 ホントに厄介ですな。

 ちなみに今は下のような状態で湿布を貼っています。明日までには少しでも軽くなってくれると良いんだけど・・・・・・・マジで包丁が持てません。


 ということで、今回はこれだけで。普段両手で打っているので片手では倍以上の時間がかかってしまいますから。

 それではまた明日。ごきげんよう。

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Chanson du Jour : 人魚 / Nokko


ブショネは嫌よね

 またまたあたってしまいましたよ、ブショネなワインに。





 パーセンテージでいうとワインの5パーセントほどはブショネなのだとか。本当なのかは知りませんが、かなりの確率で起こりうるということですよね。

 ワインを作る方たちには何とか策を講じて欲しいと思います。スクリューキャップに替えてリスクが減るならそうしてほしいとさえ思いますよ。開けるのも簡単になりますしね。ちょっと雰囲気を損なうかもしれませんが、はっきり言って、ブショネは損害ですからね。こちらは7€位だったかと。そんなに厳しいブショネではなかったけど、嫌なものを我慢して飲むのは嫌なので、別のものにしました。


 AOC BOURGOGNE 2006 / Domaine Patrick Hudelot

 健全な状態のワインの香りは素敵です。それが決して有名で高価なものでなくとも、です。

 もちろん一緒に食事もしました。

 ナスが入ったボロネーズをかけたペンネ。もちろんまいうー。

 CHUFがとてもパスタが好きなのでよく登場しますが、個人的にある時期イタリアンレストランにいて、その時にまかないで毎日のように食べていたので、ある時「おぇっぷ」となってしまいました。もちろん美味しいと思いますが、以前のようにはいかないなぁと。

 パスタよりは米でしょうか。やはり日本人であります。

 ということで、今日はこの辺で。

 明日はフランス全土でストライキがあるそうです。住んでる方、これからくる方、交通機関はいつもどうりに動いていないので注意して下さい。

 また明日、ごきげんよう。


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Chanson du Jour : Il n'y a que toi / Pauline

mercredi 28 janvier 2009

晩酌しながら更新中(その四十一)







 ということで、このタイミングで晩酌しながら更新するのは最後でしょう。




 次の店は、土曜の昼と、日、月が休みです。なんと・・・




 2日半の休みですね。




 働く時間帯は以前のように一日二回、昼と夜のサービスを働きます。




 厨房から出ていくすべての皿にきちんと責任を持って働くことができます。これこそが僕の望んでいること、というか、料理人として当たり前のことではないかと。責任ある立場を任されるのであるならば、それを全うしたいと思います。




 飲んでいるのはコチラ。




 AOC ALSACE "PINOT NOIR RESERVE" 2002 / TRIMBACH




 今回はちょっと変わりダネを。アルザスのピノです。あまり白を飲まない僕ですが、実は結構アルザスの白が好きです。というか、アルザスは白の産地として有名ですが。そこで作られるピノ。時々かなりいいものに出会うことがあるアルザス・ピノですが、ビンテージやつくり手にかなり左右されるので個人的にあまり信用がないというのが本音です。ここは有名なつくり手ですが、こちらはいたって普通。普通に美味しければいいじゃないかと言われれば、そうですとしか言いようがありません。値段は失念。さすがに2002ですからちょっと枯れた味わいがありましたが。




 そして、今日は同時に夕食も。




 オングレのステーキ、色々野菜を鶏の出汁で炒め煮にしたもの。ヘルスィーな夕食です。もちろんまいうーで。




 




 今日の朝、お魚の配達が遅れて、その間相方としばらく話をしていました。あまり顔を合わせる機会がないので、最近の事や、これからの事など。そして今までの事など。




 今こうして自分で書いていても、あと2回サービスをやったらお終い、つまり退職という実感がありません。彼も同じようなことを言っていました。




 初めて研修生として働いた日は今でも覚えています。




  2004年4月25日




 それから早5年弱。あっという間だったけど、長かったかな。




 長かったようでも、色々な事が昨日のように思い出されます。




 相方とは3カ月遅れで始めました。それから今までずっと一緒に働いてきました。




 楽しく仕事をすることを知っている奴でした。




 これからはあまり深く考えず、友人として付き合っていこうと。




 一緒に働くのはここが最初で最後になるでしょう。。。。




 お互いに頑張っていけたらいいなと。






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Chanson du Jour : Electrical Storm / U2

mardi 27 janvier 2009

座ってんぢゃねぇーよ!

 

 我が娘はぐずりだしたら抱っこしないとおさまらないんですが、ただ抱っこするだけではだめなのです。
 
 抱っこしながら家の中をうろうろしなければおさまりません。要は座って楽してないで動けということです。

  「うぎゃぁ~」

 と泣きながら座ってんぢゃねーよ!って訴えているのでしょう。だから意味もなく抱っこしてぶらぶらしています。何とも体育会系な子育てじゃないですか。まぁ、走らなくていいだけましでしょうか。

 そして特に機嫌が悪い時は台所でぶらぶらしなければならず、ここでも座ることは許されません。なぜだか知らないけど、台所が好きなようです。いろいろな調理器具がきらきらしてるのが良いのかな?わかりませんが、ちょっと我が血が混じっているのを感じる瞬間です。

 将来は何になるのか?好きなことができる環境をを作ってやりたいですね。

 そして1月ももうすぐ終わりですね。早いものですね。

 ということで、この辺で。

 また明日、ごきげんよう。

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Chanson du Jour : HANABI / aiko

lundi 26 janvier 2009

お粗末

 昨日、すなわち土曜日の夜の営業は100人を超える来客があったそうです。

 良かったじゃないか、と思ったんですが、どうやらそうではなかったようで。

 ちょっと前に人件費削減のために何人かが解雇になった話はしましたが、それはサービスの人間も一緒でして、人を減らしているところへ多くのお客が押し寄せたようで。

 我が店には、大きなサロンと小さなサロンと個室が一つ、それと喫煙のできるサロンがありますが、そのうちの小さなサロンは使えなかったそうです。そこまでの人数を見られる数のサービス人がいなかったからだとかで。

 聞いた話によると50人ほどのお客を断ったとか。

 これでは何の為に値段を下げて再出発したのか分からないですね。より多くのお客に来てもらうための改装ではなかったのか?

 厨房は問題なかったみたいですが、サービス陣のシフトや、サービスのやり方に問題があるようです。個人的にいろいろ意見はあるんだけど、僕の仕事の範疇ではないので、控えることにしましょう。

 まぁ、よくありがちなことだけど、上の立場の人間が一番仕事をしないっていうことがありますね。ディレクターという仕事は、きちんとディレクションするのが仕事なわけですからね。誰それが思うように仕事をしてくれないとかを嘆く前に、きちんとそれぞれのできること出来ないことを把握したうえでディレクションするべきでしょう。それが出来ないのならば・・・

 レストラン業は商売ですから、断ったお客の分だけ売り上げが減ったということをきちんと反省するべきでしょう。根本的な仕事のやり方を変える必要があると思うので、ちょっと意見しましたが、そこはフランス人。自分は悪くないそうなので・・・・・・お話になりませんでした。

 なんだかなぁ、という感じですね。


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Chanson du Jour : Let it be / The BEATLES

samedi 24 janvier 2009

寝返り記念日







 今日は仕事の後、次に働くレストランにちょっと顔を出しに行ってきました。

 それまでいた人たちと、これから始める僕とで少しお話。そしてその後ちょっと場所を移して、しばらくシェフとお話。ちなみに次の職場もスー・シェフとして働きます。

 ちなみにスー・シェフというと間抜けな響きですが、日本語にすると、

 料理長

 ですからちょっとかっこがつきますね。まぁ、どうでもいいことですが。

 その後これから帰宅する旨をCHUFに連絡すると、とても弾んだ声で、

 「ついに寝返りを打ったよ!」

 とのこと。

 何とも嬉しいではありませんか。ちょっと前からうつぶせにして練習みたいなものをやっていましたが、今日ついに寝返りをうちました。

 帰宅後も僕の目の前で2回披露してくれました。

 でかしたぞ!我が娘よ!!

 ということで1月24日は寝返り記念日となりました。

 ちなみにうつぶせの状態からの寝返りですが、どうやらあおむけの状態から寝返る方が難しいようなので、更なる努力が必要なようです。

 いや~しかし、嬉しいですね。嬉しいついでにシャンパーニュでも開けようかと思いましたが、止められてしまいました。

 シャンパーニュは週末にとっておくとしましょうか。

 それでは、皆さんまた明日。

 ごきげんよう。


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Chanson du Jour : Roll Over Beethoven / The Beatles




彼の名前は



 Léo。

 レオと読むでしょう。

 我が娘の為のおもちゃを見ている時に見つけた小さな子供向けの絵本です。何だかこの絵が気に入ったので。内容は、無い様なもの。簡単なフランス語で書かれています。

 ただ、簡単な言い回しのフランス語でも、あまりなじみのない言い回しとかだと一瞬意味が分からなかったりして。

 フランスに来て早5年と数カ月。普段の会話には困らないけど、語学力的には5,6歳の子供と同じなのだろうなぁと。

 これから少しづつこっちの絵本で勉強していくのもいいかもしれません。5歳の子供だって立派にフランス語しゃべってますからね。

 ちなみに、小さいライオン見たいのは Petit Lion と言って、そのまま小さいライオンの意味です。

 何なんだ、あの絵は?という問い合わせがあったので。

 それでは、また明日。

 良い週末を。ごきげんよう。


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Chanson du Jour : Le Téléphone Pleure / Claude François


jeudi 22 janvier 2009

Poulet Roti

 今日は昨日よりも天気が良くなかったんだけど、またまた3人でお出かけ。今日は、CHUFの為の買い物です。



 それなりにいいものが見つかったようで良かったね。これで買い物は次のバーゲンまでお預けですね。



 いろいろ見ながら3人でぶらぶらしていたら結構帰宅が遅くなり、八百屋に行かなくてはいけなかったんですが、閉店ぎりぎりに何とか間に合うという感じ。


 昨日今日と我が子連れのお出かけで疲れたのか、全く料理がしたくなかったんですよね・・・


 すると八百屋の隣の肉屋の店頭でこれを見つけてしまいました。



 Poulet Rotiと書いてプーレ・ロティ。

 今日の夕食は決まりました。

 こちらの肉屋の店頭には必ずといいていいほど、ロティッサリーがあって、営業時間中はキュッと縛られた丸鶏がくるくる回りながらロティされています。


 帰り道にパン屋でバゲットを買って、夕食に。

 プーレ・ロティに生と蒸した野菜を添えて。



 年初めに減量をすると書きましたが、なかなか思うように成果が上がらないので、食事面からも改善していこうということで、ヘルスィーな食事にしました。しかし、野菜を蒸しただけですが、何とも滋味深いというか。皆さんにもお勧めです。蒸しておいしそうな野菜を適当な大きさに切って、蒸すだけです。大きさの目安としては、皮をむいて縦半分に切った人参が15分くらいで火が通ります。日本のものだったらもうちょっと時間を少なくしてもいいかもしれません。お試しあれ。


 もちろんワインも。



 AOC Beaune " Clos du Dessus des Marconnets" 2006 / DOMAINE Lois DUFOULEUR

 まったく知らないつくり手でしたが、クラシカルなラベルに魅かれて購入しました。とても澄んだルビー色に、しっかりとある酸。香りはとじぎみですが、美味しいワインです。18.9€。きちんとした対価が得られるでしょう。ちなみにレベルに1811本しか瓶詰していないと書いてありますが、真偽のほどは定かではありません。(のちに香りが開いてきてよりおいしくなりました)



 そういえば、肉屋で購入したプーレ・ロティはこんな紙袋に入っていました。可愛い絵だけどちょっと残酷だよなぁと。鶏が火あぶりにされてますからね。





 ということで、今日はこの辺で。

 また明日、ごきげんよう。


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Chanson du Jour : 涙がキラリ☆ / SPITZ

生野菜をバリバリと


 今日はなんだか生の野菜をバリバリと食べたかった。

 基本的に小さい時からサラダをたくさん食べてきたので、ときどき無性に食べたくなります。もちろん少量ならほぼ毎日たべているのだけれど、時々大量に食べたくなる。

 よってこんな前菜。


 大きくカットしたアンディーヴとシュークリーヌのサラダ、ハムとアボカド添え、パルメザンクリームドレッシング。あくまでもハムは添え物です。僕の中ではバリバリと食べる野菜が中心。

 何とも気分爽快な前菜でありました。実は今日はここ最近では気温が結構下がった日でありまして、CHUFは「なにもこんな日にこんな寒い前菜にしなくても」と言って寒がりながら食していました。確かにサラダは体を冷やしますからね。

 ということで、メインでは体を暖めましょう。


 パスタ入り野菜スープに鯛のポアレをのせて。おとといに食べてあまっていたスープにパスタを入れて温めなおして、鯛を焼いたものを添えました。残り物も無駄にしないのがプロです。ですが、使いまわしはやめましょう。基本的なモラルの問題ですからね。

 こんな冷蔵庫の中の一掃メニューに合わせたのがはコチラ。



 AOC BOURGOGNE HAUTES COTES DE NUITS 2003 / CHATEAU DE VILLERS LA FAYE

 おいしくいただけたワインでしょう。ダメになったという訳ではないですが、あまり寝かせるようなワインではなかったのだと思います。もうちょっと前の方が美味しかったのではないかなぁと。こういうのもワインの面白いところではありますね。僕自身は、飲みたい時が飲みごろだと思って、その時の状態を受け入れるようにしています。じゃぁ、いろいろ書くなよってことになりますが、色々語りたくなるのがワインなんです。

 今日はまた娘と一緒に買い物に行ってきまして、彼女も色々な風景を目にしたのではないかと。移動中の半分は寝ているんですが、残りの半分は目を大きく見開いて社会勉強をしているようです。特に夜景が気に入ったようでしたね。

 ということで、今日はこの辺で。

 また明日、ごきげんよう。


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Chanson du Jour : I'll Stand By You / The Pretenders




mercredi 21 janvier 2009

晩酌しながら更新中(その四十)


 ~い。今週も終わりましたーよー。

 晩酌の時間です。

 日本の皆さんおはようございます。

 やはりというか、何というか。2009年は2008年より厳しい年になりそうです。僕はやめるからあまり関係ないんだけど、人員の削減をするそうで。今日付けで解雇になったのが一人。

 これからも客の入りようではもっと出るかもしれませんね。何とも、厳しい年の初め。

 日本でも、あまりいいニュースがないようですが、こちらでもあまりウキウキするような話題はないですね。店も暇ですし。来るかどうかも分からないお客を夜の12時まで待つのは疲れます。

 まぁ、この位にして今飲んでいるのはコチラ。


 AOC BOURGOGNE 2007 / BOUCHARD PERE & FILS

 以前にも登場しましたが、やはりあまり好きになれないですね。好きな味わいではありません。何がいけないのかな?気持ちが入っていないような味とでも言いますかね。テキトーに作ったような感じがします。あくまでも個人的な意見ですよ。これがいいという人もいるでしょう。あと一本あるんだよなぁ・・・ドゥミのくせに4.4€。お勧めしません。

 あと一週間と2日で今の店を上がります。

 いつか来るであろうとは思っていたけど、何となくさびしいですねぇ。いろいろ思うところがありますが、あまり感傷的にならずに最後まで頑張ろうかと思います。

 頑張りがいがある程のお客が来てくれることを願って、一杯やるとしますかね。

 それでは、皆さん朝からワインで失礼しますぅー。

 また明日、ごきげんよう。

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Chanson du Jour : Never Say Goodbye / Bon Jovi


mardi 20 janvier 2009

遊びじゃないのよ

 お仕事は。

 今日の昼の営業に我が相棒が出勤しなかったそうで。

 ギリギリの人数でやっていて、しかも朝、店の鍵を開ける人間が来なければ、どうやって店に入るのか?どうやって仕事を始めるのか?

 電話したら、シフトを間違えたと。

 パトロンは怒ってましたね。そんな日に限って昼が忙しかったらしく、かなりお客を待たせたとか。2で50人はきついですね。今日の昼に来てくれたお客はもう来ないかもしれません。

 朝番の2人も怒ってましたね。

 僕はあきれてしまいました。なぜならシフトを間違えたというのは嘘だと知っていますから。

 すでに、新装開店から何度も間違えてきた我が相棒。時には僕が休みのときに電話をかけてきて、「今日の夜暇そうだから来なくてもいいかな?」とか。

 好きにすればいいと思うけど、しっかり確認してから電話しろと。

 そして、土曜の夜もしっかり働く日を確認させてから店を後にしましたから。僕は君の母親ではないのだから自分で何としなければ。

 働くのが嫌ならば、やめてしまえばいい。権利と義務は表裏一体です。やるべき事をやるから、主張できる事があるのですから。

 遊びじゃないのよ、お仕事は。

 やるべきことをやらなければ、楽しく仕事はできないでしょう?そして楽しく仕事をすることは遊ぶことではないはずです。

 とても・・・

 がっかりした日でした。

 
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Chanson du Jour : Bad Luck Blue Eyes Goodbye / The Black Crowes

lundi 19 janvier 2009

最近ぬるい

 最近気温がかなり緩んで、ぬるい。ついこないだまでのマイナス6とか8度とかに比べるとぬるく感じます。

 今現在でも外は6.2度ありますからね。マフラーも、コートの中の毛皮もいりません。

 なんだか、やっとヨーロッパらしい冬だなぁと思ったし、ソルドでは娘の為に暖かそうなものばかり買ったのに拍子抜けです。

 個人的に新しいコートがほしいなぁと思っていたんだけど、今のものより暖かそうで気に入ったものが見つからなかったんだけど、こんなことなら薄手のコートでも物色しておけばよかったです。

 ソルドももう3週目に入りましたから、あらかたよさげな物は残っていないですからね。

 もう一度ガッツリ寒くなれっ!!

 なーんて言ってると風邪でも引いてしまいそうなので、ほどほどにしておいてもらいましょう。

 明日もぬるくて、しかも雨が降るそうで。

 日本はどうですかね?

 それでは、また明日。

 ごきげんよう。


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Chanson du Jour : Tones Of Home / Blind Melon

dimanche 18 janvier 2009

季節を感じたい

 どんな国にも、季節ごとに旬な素材があります。

 今の季節フランスならトリュフとか、ちょっと前ならジビエとか。そのほかにも、一年中あるような野菜や果物でも、季節によって味わいが増したりしますよね。

 去年は改装のごたごたで、セップを触らずにシーズンが過ぎてしまいました。もっとも、今の店のコンセプトでは、扱いずらい食材ではありますが。要するに高価ということです。

 コンセプトを変えるにあたって、とりあえず最低限のカルトから始めたんですが、そこには季節を感じられるものがありません。だいぶ議論はしたけど、とりあえずコストを抑えるために最低限の食材でやってみようと。後々数字を見て余裕があったら少しづつということでした。

 天気が良かろうが悪かろうが、気温が高かろうが低かろうが、常に同じものを同じ様に作って出す。あまりにも考え無さすぎるのではと。

 僕は働く喜びを感じることができません。

 高い食材が使いたいと言っているのではりません。それぞれの季節に美味しくなっているものを使わないのはどういうことだと思うのです。

 客足が開店当初より落ちてきています。コンセプトを変えたことが知られていないというのはあるでしょう。ごまんとあるパリのレストランの中から選んでもらうのはそう簡単なことではないはず。しかもここはパリ。新しいレストランが次から次へと出来ては消えていくのです。

 ある程度やればオッケーでは済まないと思うのです。

 ちなみに今夜は70人。暇でしたよ、僕は。


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Chanson du Jour : She's Gone / Steel Heart

samedi 17 janvier 2009

週末のメトロ

 週末、つまり金曜と土曜日はメトロの終電が普段よりも1時間遅い。僕が使っている線は午前1時4分が終電だから週末は2時4分が最終。

 ということで、ちょっと余裕があるので、仕事の帰りに同僚と一杯やってきました。

 店は12時半まで開けていますから、以前のように仕事帰りに一杯というのが難しいですね。すぐ終電になりますから。朝番の時はおまりに早く終わりすぎて一杯飲むという感じではないし。

 仕事の後の一杯飲む場では、仕事場では出てこないような話題とかが出てきて僕は大好きです。少しリラックスして色々なことを話すのが楽しいですね。僕自身も仕事場ではそれなりにやらなければなら意ことがありますし、上下関係とかもありますしね。でもいったん仕事場を出てしまえば、あまり関係ないというのが、こちらフランス流かなと。日本だと仕事場の上下関係を飲み屋まで持ち込みがちですからね。こちらはそういうのがあまりない。いいことだと思います。飲み屋でまで上司から説教されることはないということです。

 ということで帰宅が遅くなり、今頃昨日の更新といったところです。

 今週は遅番の週です。忙しいと良いなぁと。

 それでは、また今夜。
 
 ごきげんよう。

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Chanson du Jour : Bell Bottom Blues / Derek and the Dominos

jeudi 15 janvier 2009

定期検診


 今日は定期検診に行ってきました。
 
 毎月ある我が娘の健康診断です。日本のシステムもこちらのシステムもよくわかりませんが、毎月行くことになっています。いつまで続くのかは今のところわかりませんが、郷に入れば郷に従えということで特に問題はないでしょう。

 最近順調に育っているようで、今現在は、体重5500グラム、身長60センチメートルということです。我が家の方針としては、母乳のみで育てるということですが、この成長っぷりに小児科の先生からもお褒めの言葉をいただきました。これからもがんばっていきましょう。

 その後いろいろ3人で買い物をして、夕食を。


 前菜は、シェリーヴィネガー風味の鶏レバーのソテーサラダ添え。ナッツ類と共にソテーして、ガツンとヴィネガーを利かせています。ヴィネガーの効かせた方は、フランス風で。ガツンといっていますよ。


 メインはオマール海老のリゾット。かるーくレモンの香りを利かせて、あっさりと。これもまいうー

 そしてワインは、昨日あんな記事を書いたもんだから、すっかりドルーアン・モードに。


 AOC Cote de Beaune 2005 / Domaine Joseph Drouhin

 我が家にあったストックから後ろ髪をひかれる思いでの登場です。いやぁ~、何とも言えません。ありがとうというべきかも知れません。これは、このドメーヌで有名なBeaune Clos des Mouchesのセカンド的なワインです。ですからラベルの字体もちょっと他のものとは違いますね。20€近かったと思いますが、購入に際しての障害にはならないでしょう。見つけたらすぐ買いましょう。

 ということで、昨日の記事に引っ張られて、飲むはずのなかったワインを引っ張り出してくる羽目になりました。

 美味しいワインと美味しい食事・・・・・・やめられまへんな。

 では、また明日、ごきげんよう。


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Chanson du Jour : Sweet Home Alabama / Lynyrd Skynyrd




mercredi 14 janvier 2009

ワイン

 毎週末のように飲んでいるワイン。フランス語で言うとVINと書いてヴァン。

 これまで色々飲んできましたが、常に基準となっているのは今から10年以上前に飲んだある一本です。

 Domaine Drouhin がアメリカはオレゴンで作るOREGON PINOT NOIR 1993 です。

 これはあるソムリエの方のお店でお手伝いとして働いていた時に、仕事上がりに飲ませてもらったものでした。

 僕の記憶の中でこの時のこのワインから立ちのぼった香り以上の物を経験したことがありません。

 そして、この時から僕はワインにはまったのだろうと思います。

 それまでは、いわゆるお酒はアルコールが入っているものという感じでした。基本的にはビールとウィスキー。それがあの時を境に変わってしまいました。あくまでも変わってしまったというところを強調しておきます。

 今となってはワインを勉強するという意識は全くないですが、当時はワインブームやら、飲食業に足を突っ込み始めたことなどが相まってかなりそういう意識がありました。でもワインを勉強するには・・・

 お金がかかるんですね。その当時そのソムリエの方から言われた、「ワインを勉強するには、身体的にも経済的にも体力がいる」という言葉を今でも覚えています。身体的には問題なかったけど、経済的にはつらいものがありました。そして、色々な地域のワインを飲み比べていけばいくほど、ブルゴーニュのピノ・ノワールの薄い色調ながらもしっかりとした酸味と旨味をもったワインに魅かれていくんです。そして、世界が欲するブルゴーニュ。ボルドーもそうですが、そのほかの地域に比べれば格段の違いで高くなっていくんですね。

 ある時、ちょっとブルゴーニュをあきらめかけていた時もありました。あまりにも高くつくので。結構飲みますから、僕は。

 そして今、フランスにいます。

 ここフランスでも、ブルゴーニュは他の地域に比べて割高なワインです。日本に入ってきているブルゴーニュはそのほとんどがあまりお手軽なものではありません。同じ輸送コストをかけるならば、少しでも単価が高いものを持ってくるのは当然でしょう。こちらには街中に必ずワインショップ、つまり酒屋ですね、がありますが日本のワインショップで並ぶような品ぞろえではありません。逆にいえば、お手ごろな価格のワインがそろっているのです。その中にももちろんブルゴーニュも。この幸せを享受せずにはいられるでしょうか?

 そして今飲んでいるのも、もちろんブルゴーニュ。



 AOC BOURGOGNE HAUTES COTES DE NUITS 2007 / Charles Munier

 すでに2007です。でも今飲んでもおいしい。乳酸発酵によるものなのか、口当たりがとてもまろやかです。アルコールが支配的な中にも、フルゥーティーな香り。7.5€。お試しあれ。

 日本でワインを買う場合、ブショネ以外にも、輸送によってダメージを受けるワインが少なくないことをしっかりと頭に入れておくことが必要です。そしてあの暑い夏をどういう状況で保管しているのかということも考慮すべきだと思います。これはワインを売る側の問題ですね。

 日本で売られている多くのワインが、その本来持っている美味しさを伝えることなく消費されていると思うのは僕の錯覚ではないと思います。

 こうして何気なく飲んでいる安ワインのおいしさですら、たまに一時帰国する時に飲むワインでは味わう事が出来ないのですから。

 何だか飲みながら更新していたらダラダラと書いてしまいました。色々なものが日本でも味わえるようになったとはいえ、ワインを愛するものとしてどうにかしてほしいなぁと思うのでした。

 それでは、また明日。

 ごきげんよう。

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Chanson du Jour : Patience / Guns N' Roses

mardi 13 janvier 2009

晩酌しながら更新中(その三十九)


 いぇ~ぃ。今週も終わりました。でもって・・・

 晩酌しながらの更新です。いぇ~ぃ。

 今週は金曜日の朝の厳しい寒さから始まりましたが、今日は若干天気が崩れたものの7度くらいになったんじゃないでしょうか?こう言う気温の上下が激しいと具合が悪くなる人がいっぱい出てくると思うんですが、案の定、我が同僚の一人が風邪をひきまして、かなり高熱ということで出勤せず、一人少ない中での仕事でした。

 そしてそんな時に限って、必ず忙しくなるんですよね。年明けから暇な日が続いていたんですが、よくわからないけど、60人を超える予約が。昼の60は結構な数ですね。いくら簡単なことをやってる事といえ、2人の料理人とアプランティ2人ですからね。まぁ、こういうこともあります。特に問題なかったので良しとしましょう。

 ということで、今週は朝番だったので、もう夕食を済ませて、一杯やっております。コチラ。


 AOC MARANGES 2000 / PAUL RAITZ

 あまり聞きなれないアペラションですが、ブルゴーニュです。そして、2009年に飲む2000年のワイン。さすがに少しエッジがオレンジがかっていて香りも口当たりもまーるくなっています。たまには熟成したワインもいいですね。8.99€。お買い得でしょう。お試しを。

 去年の暮は、まい週末ごとに歯医者の予約や面接など色々予定が入っていてゆっくりできなかったけど、今年に入ってからあまりそういうことがないのでゆっくりできています。精神的に余裕をもつことが大切だとほんとに思いますね。

 なんだか視野も開けてくるようで。いい事があると良いなぁと。

 明日か明後日はまた3人でお出かけですね。少し気温も上がるようですから。そしたらCHUFに何か買ってあげましょう。ちゃんとした誕生日プレゼントもあげてないですし。

 でも気になるのって、子供用品売り場だったりするんですけどね。

 それではみなさん、日本時間的に早朝からワインで失礼します。

 またあした、ごきげんよう。


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Chanson du Jour : Draw the Line / Aerosmith


成長


 少しずつ、少しずつ成長しています、我が娘。

 ついさっきまでは僕がペロッと舌を出すとそのまねをするのを繰り返す遊びをしていました。

 そのほかには音楽をかけながら手足を動かしてあげると、ものすごく嬉しそうな顔をして声を出しながらニコニコしたりと。

 こうやって少しずつ、少しずつ成長するのだなぁと。

 そのうちしゃべりだしたりするのが楽しみです。

 最初に発する言葉は何なのか?

 いつかブログにのせたいと思います。

 今は今日最後のおっぱいを飲んでいる最中。最近ちょっと夜更かしをするようになってきました。

 さっきまでだいぶ楽しませてもらったけど、そろそろ寝ちゃってくださいよ、姫!



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Chanson du Jour : グッド・ナイト・ベイビー / ザ・キングトーンズ

lundi 12 janvier 2009

日本語って難しい

 昨日名古屋の名鉄の線路内に不審な段ボール箱が置いてあった事件で。

 いまだにくだらないことをする人がいるなぁと思いながら読み始めると、次の一文が。


    愛知県警機動隊の爆発物処理班が出動して中身を
    調べたところ、茶色のれんが1個が入っていた。


 文の最後の赤く色を変えたところを僕はこう解釈しました。

 段ボールの中に茶色の暖簾(のれん)が1個入っていた、と。

 僕はひとりで大笑いしていました。

 わざわざご丁寧に爆弾が入っていることが書かれた段ボールを、わざわざ爆弾処理班の人が開けてみたら茶色をした暖簾を見つけてしまったところを想像して笑っていました。

 しかもすぐにCHUFを呼んでこのくだらないニュースを読ませたところ・・・

 「暖簾じゃなくて、茶色の煉瓦でしょ?」と。

 一瞬自分を否定されるような衝撃に見舞われましたよ。そしてその後、二人で大笑い。

 最近、こういう勘違いが多くなっていまして、ちょっと前なんかは、ニュースの題名で、

 「半生棒にふる」

 とありました。普通に考えれば、「はんせいぼうにふる」と読むけど、僕はその時、

 「はんなまぼうにふる」

 と読んで、はんなまぼうってなんだろうとか、振ったらフニフニするのかなとか想像しながら興味しんしんでクリックしたのだけれども・・・・・・かなーりがっくりきたことを覚えています。

 なんだか最近僕にとって、日本語が難しくなってきているようです。

 一日の多くをフランス語で過ごしているからかなぁ?

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Chanson du Jour : Twice as Hard / The Black Crowes

samedi 10 janvier 2009

39時間

 フランスの法律で、週の労働時間が35時間に決められているのは日本でも知られているでしょうか。レストラン業界では39時間まで許されています。週休2日として、一日の労働時間は約8時間。

 普通に一日に2回のサービスをやっていると、週休2日でもこの時間内には当てはまりません。そんな中、今僕が働いている店のように朝と夜の2チーム制にしてきちんと法律通りにやっている店があります。店自体は朝から夜中までの通し営業、店によっては24時間営業のところもあるでしょう。その場合料理人は3交代制です。一日きっかり8時間労働。

 雇う側はそれまでより多くの料理人を雇用しなければならない為、大きい規模の店が多いですね。多いところでは一日に1000人以上の来客があるようなところ。それでなければ一日2チーム制はやって行けません。

 日本でも同じように、こちらフランスでも、特にパリでは料理人不足です。特に多くの料理人たちは以前のような一日2回のサービスをやらなくてはいけないような店を敬遠するようになっています。一日の拘束時間が短い代わりに、給料もそれまでより安くなるんですが、一日8時間の通しで働く料理人が多くなっているようです。

 こちらに来て思うのは、料理人というのは数ある仕事のうちのひとつなのだなと。食べていくために料理人をしているという感覚の人が少なからずいます。

 もちろん夢や目標を持って働いている人たちも多くいると思います。でもそれよりも多いこなすだけの料理人たち。人生は仕事だけではないと言っているのよく耳にします。

 夢や目標や情熱を持ち続けることができなくなった料理人たちが集まる店で、素敵な食事はできるのか?僕は今の店で働いていてそう思います。

 「僕たち料理人のこだわりなんて、お客にはわからないよ」

 「だからこれくらいやっておけば十分じゃない?」

 手を抜くための言い訳探しをしにフランスに来たのではありません。

 限界を設定したら、そこでおしまいですからね。

 僕自身のMaxを以てしてもきついような状況で働かなくてはと。次の店はそんな店であってほしいです。そして、今の店にはとても残念な気持ちでいっぱいです。

 なんだかしんみりしてしまいました。今日はこの辺で。

 また明日、ごきげんよう。


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Chanson du Jour : So Sad to Be Alone / Janis Joplin