mercredi 17 février 2010

ちょっとエキサイト

 してしまいました。

 今日の夜のサービスでの事。

 あるお客のオーダーした牛肉のフィレ。火加減はセニャンでとのこと。もちろんセニャンで出しました。同じテーブルのほかの人たちは、コート・ド・ブフとブレスの鶏のココット焼きをオーダーされていました。

 で、フィレだけ返ってきたんです。火が入りすぎだって言われたって、店のメートルドテルが言ってね。

 でもね、帰ってきたお皿を見たら肉の端っこをほんの5ミリほど切ってあるだけ。それでお客は火が入り過ぎていると。

 はっきり言って、そんなところはセニャンにできません。で、真ん中を包丁で切って見せてあげてセニャンでしょと。

 そしたら、彼はじゃちょっとお客に見せに行ってくると言ってまたサルに戻ってしまったんですが、正直ちょっとエキサイトしてしまいました。今はこんな感じで書いてるけどね。

 ちょっときつい口調で彼に行ったのが、調理場に戻ってくる前にメートルドテルとしてやるべき仕事があるんじゃないの?と。きちんと説明して、そんな端っこはセニャンにできない事、肉の中心を切ってもらってきちんと判断してもらうことなどなど。

 要は軽く批判してやったわけです。そうしたら返す言葉がなかったのか、じゃぁお客に見せてくるとなったわけです。

 ちなみに、お客はその肉を見てア・ポアンだと言ってきかなかったそうです。ロシア人の方でしたが、その方が食べたかったのはこちらでいうブルーという火の入れ方で。これでは仕方がないので、もう一度焼きましたが。国よって多少の違いはあるでしょうしね。

 でも、肉の火加減は難しい。人によっても解釈の違いがあったりしますしね。

 今の店では普段あんまり声を荒げたりしないから、結構いい人に見られているようで。メートルドテルのびっくりした顔が印象的な今夜のサービスでした。

 ということで今夜はこの辺で。

 また明日あたりに。

 ごきげんよう。


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Chanson du Jour : Miss Judy's Farm / The Faces

dimanche 14 février 2010

晩酌しながら更新中(その八十二)


 こんばんわ。

 ということでいつもの土曜日のように晩酌しながら更新中です。

 が・・・、

 今週は今日で終わりではなく、明日の夜も仕事です。

 ヴァレンタイン・デイのムニュをやるので特別に仕事です。

 明日の夜に店を開けるか開けないかは実はかなり前からひと悶着あったのですが、結局開けることに。

 だからちょっと釈然としない土曜の夜ですね。

 飲んでいるのはこちら。


 AOC CHOREY- LES-BEAUNE 2006 / DOMAINE MACHARD DE GRAMONT

 以前にも同じ畑の者の年号違いを飲んだと思います。これはちょっと早かったかな。ここのは早く飲んでもその素敵さがわかりません。もうちょっと我慢しないといけませんでした。15€。見つけたら買っておいて、忘れましょう。

 個人的にヴァレンタインは商業的に作られたものというのもありあまり乗り気ではありませんが、レストラン業ということを考えた時、ありがたいイベントなのかなとも思います。

 ちなみに僕が働いている店のサービスの人たちのお給料はパーセンテージ制です。売り上げがあればお給料も上がるということで、一部の人たちで店を開けることが決まったんですね。僕たち料理人は固定給なので、あまり恩恵はないんだけど何かあるのかな?

 楽しみにしておきましょう。

 それではこのへんで。

 また明日、ごきげんよう。


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Chanson du Jour : Hammer to fall / Queen

jeudi 11 février 2010

言葉


 今週に入ってからパリは寒いです。今日は断続的に雪が降り続けていたし、明日も雪みたいだし。

 まだまだコートの中の毛皮は外せそうにありません。

 ところで、最近の我が娘はいろいろな言葉をぽつぽつとしゃべり始めました。

 まだまだキチンと発音しきれないんだけど、窓から降っている雪を見て「ゅき」(ゆはほとんど言えていない)と言って喜んでいました。

 他にも僕の時計やコートの中に入っているものをもって、「パパ、ん」(パパのの意味)と言っています。書き出したらきりがないし、時期が来れば当たり前の事だけど、すごいなぁと思うのです。

 そのうちもう少ししゃべるようになったら、いろいろ聞いてみようかなぁ。おなかの中にいた時の事とかね。

 それにしてももうすぐ17カ月だけど、しっかり一丁前の人間なのだなぁと思う今日この頃です。

 明日は何をしゃべりだすのか、楽しみです。

 それでは今夜はこの辺で。

 また明日、ごきげんよう。

(白米好きの我が娘。しゃもじからダイレクトです)

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Chanson du Jour : maman / christophe maé

mardi 9 février 2010

うっかり・・・

 昨日の夜はうっかり3人でうたた寝してしまいました。

 娘を寝かせようと僕とCHUFとでサンドウィッチにして寝かしていたら、そのまま朝の4時くらいまで寝てしまいました。

 そんなもんで、今中休みで帰ってきたので更新です。

 昨日は前回書いた通りに最後のソルドめぐりに。ほとんど終わっていましたが、残り物には福があるということで、いくつかいいものが見つかり、今回のソルドは終了です。

 そして帰宅後は昨日の残りの赤ワイン煮を。

 そしてうたた寝。

 これから3人で遅めの昼食を食べようかというところです。

 ということでこのへんで。

 また今夜あたりにでも。

 ごきげんよう。


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Chanson du Jour : Free bird / Lynyrd Skynyrd

lundi 8 février 2010

久しぶりの休日更新

 です。

 2週連続くらいでサボったような気がします。また今週から再開していきましょう。

 ここ最近寒さがかなり和らいだパリでしたが、今日はちょっと肌寒い。というのも、コートの中の毛皮を取ってしまったのも原因かもしれませんが、また寒の戻りがありそうな予感です。

 前回の記事にも書いたんですが、最近の娘は夜寝るようになってくれたおかげで朝も早起きなんですが、休日の朝は僕は遅起きなんです。でも、おかげさまで休日にいつまでもダラダラと寝ていることが出来なくなってしまいました。ちょっと残念。

 ということでひゃ起きしたので、市場に買い出しに行気、午後にはオペラ界隈に日本食材の買い出しに行ってきました。その後、ちょっとあたりを散歩して、帰宅いたしました。

 今夜の夕食はかねてからCHUFからリクエストがあった、牛肉の赤ワイン煮。いわゆるブフ・ブルギニョンというやつですね。もちろんブルゴーニュワインで作るなんて暴挙はしませんでしたが、赤ワインをたっぷり使ってリッチに仕上げました。使った部位はほほ肉です。


 こちらフランスではなかなかこういう赤ワイン煮を食べることができません。多くのカフェに行けばカルトには載っていますが、頼むと茶色い液体の中に煮込んだお肉が入っているだけで味も減ったくれもないようなものばかり。ワインの味なんてしませんからね。

 そんなに難しい料理ではないですが、時間がかかりますね。時間を食べる料理と言ったところでしょうか。でもこういう時間がかかる料理って火の止め時も結構難しいから奥が深いですね。作ると勉強になる事がいっぱいある料理でもあります。

 そんな時間のかかった料理にはちょっと時間がたったワインを。




 AOC BOURGOGNE 2005 / DOMAINE JEAN GRIVOT

 2005年なんてついこの間のように思えますが、実はもう5年前ですか。とても素敵なワインです。香りをかいだ時からただのブル赤だとは思えません。そしてお値段も素敵な19.6€。ちょっとただのブル赤に払う値段ではないですが、それなりの対価が得られるかと思います。見つけたらお試しを。

 明日はソルド終了前の最後にちょっと買い物に行ってみようかと。残りものに福があるといいですな。

 ということで、今日はこの辺で。

 また明日、ごきげんよう。


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Chanson du Jour : Bells Of Freedom / Bon Jovi

samedi 6 février 2010

晩酌しながら更新中(その八十一)




 またまただいぶ御無沙汰してしまいました。

 基本的には日記ブログですから思った事より起こったことを中心に書いています。

 でも、基本的に日常なんてそんなに変わったことが起こるものでもありません。日々を穏便に暮らしたいと思えば、わざわざ問題を探すようなことをすることも少なくなりますし。

 知らせがないのは元気な証拠というやつでしょうかね。

 でも、ほんとに最近は穏やかなので、あまり書くことがないと言った方がいいかもという感じです。

 それにプラス、最近の我が子は夜にきっちり寝てくれます。夜仕事から帰ってくると寝ています。ちょっとさびしいですが、わが子の健康のためにはしょうがないですね。

 そのおかげでしょうか、仕事から帰って、シャワーを浴びて、ゆっくりCHUFと話が出来る時間が出来ました。話と言ってもたわいのない話。その日に起こった面白かった事、思ったことなどなど。だからわざわざブログに書く必要がないような感じになっているのかもしれません。

 それと、最近始めたことに料理のアイデアをノートに書き留めておくようにしたことです。今までは時々はやっていましたが、あえてやっていませんでした。

 時間がないとかいろいろありましたが、そろそろやっておいた方がいいかなぁと。なんとなく僕の頭の中でいろいろなものがつながり始めた今、帰宅後にチョロットメモをしています。

 さらっと行く日もあれば、時間がかかる時もある。最近の結構楽しい時間のひとつですね。

 とこんな感じでいろいろ帰宅後にしていたので更新をさぼっていました。本人はいたって元気でやっておりますし、今夜も晩酌中です。こちらを。


 AOC ALSACE "PINOT NOIR" 2008 / DOMAINE KUMPF et MEYER

 アルザスのピノです。アルザスには素敵な白ワインがいっぱいあります。が、赤はピノで作られていますが、グラン・クリュがありません。フランスのAOC法を信じるならば、それまでの赤しかできないということでしょう。個人的にもたまに変わり種がほしい時に買ってみますが、あまりおいしいものがないのは事実なような気がしますし、美味しくても、結構素敵な値段がしますからね。こちらでも8€。これに8€出す価値がどうのこうのより、同じ値段で素敵なブル赤が買える現実がここにはあります。とても軽いワインです。

 もちろん明日の夜もサービスがあります。

 ですので今夜はこの辺で。

 明日も更新できるといいなぁと(笑)。

 良い週末を。

 ごきげんよう。


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Chanson du Jour : Si je reste (un peu) / Elodie Frégé