lundi 19 octobre 2009

盛大なるガラクタ市




 今日は昨日書いた通りにブロカントに行ってきました。

 パリからRERという郊外に向かう電車に揺られること30分、そこから歩いてさらに20分くらいあったでしょうか?そこにあったものは・・・


 題名にもしましたが、盛大なるガラクタ市。参加している人たちの家に眠っている要らない物の処分市といった感じで。中には値打ちのありそうなものもチラホラありますが、ほとんどが暇な日曜日にちょっと小遣い稼ぎ的なノリを感じました。

 最初はその様子を写真に収めようとしたんですが、何しろほんとに大きくて・・・途中で一軒一軒見て回るのもイヤになってしまうほどでした。

 さらに今回の収穫はゼロ。 来週に期待しましょう・・・・・・って来週もですか?→ CHUF

 ということで、今週の初めに行ったランジスの写真でも。


 ランジスは一般の人は入れなくて、見学には許可がいるんです。今回はCHUFのお父さんの出張の中でランジスの視察というのがあったのでそれに同行という形で行ってまいりました。


 感想はというと・・・


 とにかくでかい。その規模は南仏にあるモナコ公国よりも大きいそうで、そして朝が早いので眠いと言ったところでしょうか。


 時間の関係上かなり駆け足での見学となりましたが、普段見ることのできない光景にちょっと感激しました。また、普段お世話になっている業者の人たちとしゃべったりとか。こういうときフランス語ができるって楽しいですね。相手もフランス語が話せるとなるといろいろしゃべってくれるし。


 見学終了後、パリに着いたのが朝の8時45分ころ。そのまま仕事に直行ということになりました。

 寝ないで仕事というのはつらいというか、危ないというか。何だかぽわ~んとした状態で仕事をするのは変な感じがしましたね。それなりに無理が効かない年(笑)ということでしょうか?

 で、その日の夜は特別にお休みをいただいて、CHUFのお父さんを我が家に招いて一緒に食事をいたしました。

 前日に店の方に頼んでセップを一ケース大人買いしてありまして、それでセップ尽くしでもと思っていたんですが・・・

 最近忙しいのとその日は眠すぎて本調子ではないのとで、あまり準備ができずにシンプルな感じになってしまいました。色々寄ろうと思っていたんですが。

 まずは乾杯のシャンパーニュ。ちょっと奮発をしてこちらを。


 AOC CHAMPAGNE / KRUG "GRANDE CUVEE"

 高級シャンパーニュメゾンのクリュグです。これがここのスタンダードなんですが、こちらフランスでは店売りで135から150ユーロ位でしょうか。以前から気にはなっていたのでちょっと安い時に買ってみたものですが、それでも120ユーロ。安いシャンパーニュが6本は買える値段です。他と何が違うのか?シャンパーニュでは独特の作り方はどう味に作用しているのか?などなど、試してみたい気持ちが強かったので買ってみましたが・・・正直僕には120ユーロの価値は見いだせなかったというのが本音です。確かにおいしいんですがね。個人的には20€のシャンパーニュが6本ストックしてある方が嬉かもしれません。ブランドということではわからないでもありませんが、バックや時計などと違って飲んでしまえばおしまいですからね。

 シャンパーニュのあてにはこんなものを。



 生セップのタルティーヌ。生でスライスしたセップをトーストしてニンニクをこすったカンパーニュに乗せて。生ハムとエシャロットの酢漬けを乗せていただきました。







 二皿目はセップのポアレとラングスティーヌのロティ。セップのジュを添えて。本当はセップを網焼きにしようとしたんですが、日本から持参した網焼き機が我が家の電気調理器ではうまく機能せず、急きょポアレに。

 この辺から赤ワインを投入。





 AOC CHAMBOLLE-MUSIGNY 2002 / LOUIS JADOT

 まだまだかなり濃い色をしていました。オレンジがかったエッジなど存在もしないほど若々しいきれいな色、でもとてもまあるい飲み口と素敵な香りはちょっと年月が過ぎたワインのそれ。かなりおいしくいただきました。

 三皿目は子牛とセップの軽いブレゼ。子牛のロース肉を焼き色をつけてからセップから出るジュと子牛のジュの中でブレゼに。

 この後、アルコールと睡眠不足が手伝って30分ほど転寝してしまいましたが、何とか使命は果たせたかと。

 今度会う時は日本でしょうか?なかなか日本で料理をする機会がないですが、時間を作ってやれればいいですね。ランジスはとても興味深く、また行ってみたいと思いました。この場を借りてお礼をしたいと思います。ありがとうございました。

 そして今日は、ブロカントからの帰宅後の食事はグラタンに。寒かったですからあったまろうということでね。

 もちろん一緒にワインも。


 AOC LADOIX "Le Clos Royer" 2003 / Domaine Michel Mallard & Fils

 夏の一時帰国のお土産で買っていったものですが、割と好評で自分ようにも買ってみたわけです。好評なわけがわかりましたが、これ以上余り持つようなものではないのではないかなぁというのが感想です。飲みたくなったら飲み時でしょう。

 最近のパリは秋を通り越して冬に突入ってな感じです。わがアパートがある建物でも中央暖房がつき始めて、家の中では半袖でも大丈夫ですが、外はコートとマフラーが必要です。

 皆さん風邪などひかぬよう、ご注意ください。

 それでは良い1週間になりますように。

 また明日、ごきげんよう。

 追伸: 父へ。

      60歳の誕生日おめでとう!健康に還暦を迎えられたことを嬉しく思います。これからも元気でね。そして一度はこっちに遊びに来てくださいな。

      3男の弟へ。

      無事に第一子長女の出産おめでとう。メールで写真でも送ってくれ。うちの子は歩き始めましたぞ。奥さんにもよろしく。



↓おめでたクリック、よろしくちゃん。
にほんブログ村 料理ブログ プロの料理へ

Chanson du Jour : Mes emmerdes / Charles Aznavour

Aucun commentaire: