jeudi 26 novembre 2009

段取りと教育

 どんな仕事でも、段取りはとても大事ですね。


 特に僕たちの仕事は限られた時間の中で時間のかかる仕事を並列してこなさなければいけない事が多いので段取りはかなり重要です。

 短い単位では一週間、長い単位では一月単位で仕込みの計画を立てていますし、予定外のイレギュラーな予約も多いので、こまめに仕込みをしています。

 で、もちろん段取りはサービスの最中も必要なわけで。

 次から次に不規則に入ってくるオーダーをきちんとこなすためには、その都度段取りを考え直さなければならない。これは言葉で書くにはとてもめんどくさいほど複雑だけど、まぁ、経験というか、ど言ういう教育をされてきたかが現れるんですね。

 教育といっても学校何かを学ぶのではなく、実際の現場、すなわち調理場で何も学んできたのかということです。

 そしてその学んできたものからなかなか抜け出せないんですね。いいものであればいいんですが、悪い癖はなかなか抜けません。

 僕の料理人としてのスタートは決して望んだものではなかった。そしてその時についた変な癖はいまだに時々顔を出してきます。だから常に自分に言っているんですよ。

 「ちゃんとやれ、もっとうまくできるはずだから」

 と。そして、常により良く料理ができるように、常に段取りの事を考えています。
 
 人それぞれ性格とかいろいろあって、必ずしも僕のやり方がすべての人にとって良いわけではないけれど、教えてくれた人がいるおかげで僕がこうしていられることに感謝して、誰かに伝えることができたらなぁと思うんです。

 何だかうまくまとまらないけど、楽しく仕事をするためには必要な気がするんです。

 ということでこの話の続きはまた今度。
 
 また明日、ごきげんよう。


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