jeudi 4 septembre 2008

ラタトゥイユ




 こっちに来た当初、日本で作るよりも断然安く作れるので良く作っていたのが、ラタトゥイユ。こちらでは当たり前のように出来合いのものが売っていたり、缶詰や瓶詰になったなものもありますし。

 当時は大量に仕込んでおいて、オムレツの中に入れたり、そのままパンと食べたり、肉や魚の付け合わせにしたり。けっこう便利でしたが、人間同じものばかりを食べていると必ず飽きが来ます。

 と言うことで、しばらく作っていなかったんですが、今日なんとなしに作ってみようと思い立ち、作ってみました。

 それが今日の夕食。


 エピスをまぶしたマグロのミ・キュイ、ラタトゥイユ添え。何ともシンプルで、ヘルスィー。野菜の力を感じることのできる料理ですね。CHUF曰く、ズッキーニが一番おいしく食べることのできる料理じゃない?とのこと。そう言われるとそうかもしれませんね。今、ぱっと思いつきません。

 ズッキーニはこちらではクールジェットと呼びます。なんだかちょっと違う野菜のような響きになりますが、瓜系の野菜でクールジュと言うものがありますから、ちゃんと調べれば何か知ら答えが出てくるでしょう。フランス語で語尾を「ット」と言う発音で終わらせると、元の物の状態の小さいサイズのものを表すことがよくあります。

 例えば、小さいタルトのことをタルトレット、小さいソールのことをソレット、肉の部位の名称でコートと言う部分がありますが、小さい動物の場合はコートレット、フランス語でトラックのことをカミオンと言いますが、小さいものはカミオネット、などなど全てのものに当てはまるわけではないですが、そういう傾向があります。おそらく、クールジェットも、クールジュの仲間の中の小さなものと言う意味ではないでしょうか?あくまでも推測ですが。

 ちょっと話がずれましたね。一緒に飲んだワインはコチラ。


 AOC MENETOU-SALON 2007 / Domaine de Chatenay

 ロワールのワインですが、セパージュはピノです。ですが、やはりロワールのワイン特有の青臭い香りがあります。同じ品種でもところ変われば味も香りも変わるということです。まだまだ若いので、今飲むべきではありませんでした。ちょっと、落ち着きがないという感じです。でもしょうがない、開けてしまいましたから。デキャンタしたいんですが、空き瓶がないのでできませんし。僕は特にデキャンタ用のカラフは持っていません。そんなにデキャンタしませんし、洗浄も面倒と言うか、中まできっちり洗うことができなくて何となく嫌なので使わないので持っていません。空き瓶をさっと熱湯で洗って使うくらいです。

 このあまり有名でないアペラションのワインですが、なぜだか総じてお値段はちょっと高めです。これは11.4€。この値段でもっと美味しいブルゴーニュが存在しますね。あまりお勧めしません。話のネタにと言う感じでしょうか?

 なんだか今回の休みはあっという間に終わってしまった感じがあります。先週が緒ちょっとハードだったので、疲れていたのかもしれません。

 また明日から仕事です。皆さんは週末ですね。

 良い週末を、そしてまた明日。ごきげんよう。




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