mercredi 23 avril 2008

久しぶりの映画館

 今日は久しぶりに映画を見に行ってきた。家から歩いて15分くらいのところに映画館があるので。見た映画は、



 Bienvenue chez les CH'TIS

 フランスの映画です。かなり前に封切りになったものだけど、フランスではかなり話題になった映画。ちょっと前から行こう行こうと思ってたんだけど、今日実現しました。ブトンもいなくなったことだし。

 感想は、かなり面白かったですね。でも、かなりなまったフランス語が出てくる映画なので、100パーセントはわからない。ぜひ、字幕つきでもう一回みたいなぁとおもいます。日本ではやらないのかな?

 その後、帰宅してから夕食の準備。映画が終わったのが9時半ごろだったので、ちょっと遅い夕食になりました。映画の前にちょっとサンドイッチをつまんだので、食べたのはメインのみ。



 フォア・ド・ヴォー(子牛のレバー)のポワレ、シェリービネガーを効かせた野菜のエチュベ。ソースもビネガーを利かせたもの。何でも、レバーはお酢と一緒に食すとその栄養分の吸収が良いそうで。フォアは表面はかりっと、中はロゼに仕上げました。付け合せの野菜は、にんじん、小たまねぎ、きゅうり、アーティチョーク、ラディッシュ、セロリ、レタス。僕は野菜が大好きなので、こういう料理が大好き。

 そこで、この付け合せの作り方。まず、好きな野菜を選んでください。そして、それぞれが同じ時間で火が入るように大きさを考えて切り分けます。硬いものは小さく、早く火が入るものは大きめになど。ここがこの料理の一番大事なところです。何度かやって試してみて下さい。
 下ごしらえが終わったら、冷たいなべに材料すべてを入れて、塩、胡椒、砂糖をして、よく混ぜます。ここでの味付けはそのまま最後の味になるので、ここも難しいかもしれません、がんばりましょう。そしてこのままふたをしてしばらく放置します。この間に野菜たちは浸透圧の関係から汗をかいてきます。この水分だけで野菜に火を入れていきます。大体15分くらい放置しておくでしょうか、そしたら初めて火にかけ始めます。弱火ではじめてください。ゆっくりふたをしたまま火を入れていきます。蒸し煮にする感じです。火加減が難しいんですが、野菜から出たジュースがちょうどなくなるころにすべての野菜に火が入っていることが理想です。
 水分がなくなったら、ふたを開けて強火にし、シェリービネガーを入れます。別にシェリービネガーでなくてお酢であればなんでも良いでしょう。量はお好みで良いですが、しかりいれたほうが良いと思います。ビネガーの水分を飛ばしている間に酸味も飛んでいきますから。シェリービネガーの水分がほぼなくなってきたころ、バターをひとかけら入れます。バターが全体にいきわたるように手早くかき混ぜ、出来上がりです。

 かなりゆっくり火を入れること、そして最後にビネガーを入れることにより、緑が強い野菜はその色が飛んでしまいますので、不向きだと思います。それに最後のバターを入れなければ、油を使わない野菜料理の出来上がりです。試してみて下さい。

 お供したワインは、



 AOC Bourgogne Hautes-Côtes de Beaune 2005/ DOMAINE GUY DIDIER

 あー、ブルゴーニュを飲んでるなぁと思えるワインです。若干アルコール度が高いように感じますが、ヴィンテージのせいでしょうか。でもおいしく飲めますよ。6.75€。

 やっぱり、映画は映画館で見たほうが良いですな。パソコンやテレビの画面とは違うものがかなりあると感じました。

 また近いうちにいこうかなぁ。




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