vendredi 16 mai 2008

アーティチョークの下準備

 それでは、アルティショーの下処理のやり方です。リクエストがありましたからね。

 今回は小さいアルティショーのやり方を。大きいものはまた別にやり方がありますから。このやり方でも出来ますけど、大きいものはちょっと扱いにくいので、それはまた今度に紹介します。

 それでは早速行きましょう。前回紹介したものとはちょっと形と色が違いますが、あまり気にしなくて大丈夫です。これは、パリのIENAのマルシェに出てるある有名な八百屋で購入したもの。

 ではまず、ボールにレモンを入れた水を用意してスタートです。レモンは半分に切って絞っておいてください。


 
 この花びらのようになってるものを、アルティショーをくるくる回して一枚ずつはがしていきます。


 
 下の写真のようになって来てなおかつ花びらがすっとはがれるようになったら、はがすのをやめましょう。


 ここで、茎をある程度の長さで切り落とします。茎は食べることができますが、あんまり下の方は筋っぽいので切り落としましょう。切り口をレモン汁を絞った水に一回浸して作業を続けます。



 次に茎の皮をむきます。写真のようにちょっと野菜の面取りをする感じで。ここでも時々レモン水に浸してあげましょう。そうしないとすぐ黒くなってしまいますから。



 下の写真のようにできましたか?




 次に花びらのつぼみみたいな部分を切り落とします。食べられませんので。



 こーんな感じになります。



 次にアルティショーの中心のうぶげみたいなものを取り除きますが、くりぬきがあればそれでやってもいいですが、ない時は下のように4等分にして作業を進めます。



 中心のうぶげみたいなものを取り除きます。



 下の写真のようになれば、これで終了です。




 アルティショーの中心をくりぬきで取り除き、そのままの形で火を入れれてそこに詰め物をしたりもできますね。
 
 火の入れ方は、熱したフライパンにオリーブオイルを少量ひいて、アルティショーを入れ、さっとあおったのちにアセゾネして、白ワインを入れ、ふたをして蒸し煮にします。僕はこのやり方が好きです。レモン汁を入れたお湯でゆでて火を入れることもできますが、変にレモンの香りがつくことと、お湯の中にアルティショーの味が逃げて行ってしまうのであまりやりません。
 
 
 どうでしたでしょうか?かなり丁寧に説明したつもりですが……結構大変ですね、こういうネタは。

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4 commentaires:

Anonyme a dit…

この情報すごくうれしいです。
どうやって調理するのかなぁ~と思っていたので、ぜひ試してみたいです。

pinot1973 a dit…

 是非試してみてください。

 ちなみに、実際の仕事ではレモン汁ではなくて、アスコルビン酸を使用しています。フランス語だと、acide ascorbique(綴りは不確かです)です。アスコルビン酸は粉末状でこれを水に溶かして使用します。こちらの方がよりニュートラルに酸化を防げます。余計な香りがついたりしません。ただ、日本だと薬局で購入できますが、フランスではわかりません。

Anonyme a dit…

なかなかアーティチョークの下ごしらえなんて知る機会がないので、とっても参考になりました。
ありがとうございます(^^)
手間がかかりそうですが、今度ぜひ挑戦します!!

pinot1973 a dit…

miさん、パリは楽しかったみたいですね。

アルティショーがんばってやってみてください。今度は大きいやつも載せようと思ってます。