dimanche 6 juillet 2008

馴染みのバー

 昔と言ってもまだそんなに年取ってるわけでもないんで10年くらい前になりますが、よく外に飲みに行っておりました。良く行く居酒屋やバーなんかがあったりして、それはそれで結構というかかなり楽しかったし、勉強になることがたくさんありました。

 でもある時から、というか、特にワインを飲むようになってからあまり外でお酒を飲む機会が減りました。ブティックで買う値段とレストランやバーなどで提供される値段を知るようになてからは、外では飲めなくなりました。その頃は、ワインを勉強したいという気持ちも強かったですし、外で量を飲めばかなりお金がかかりますから。

 でも、こっちに来てからよく仕事帰りに飲みに行くようになりました。と言うか、飲みに行っていたと言う方が正しいでしょうか。今はほとんど行きませんが、以前は毎日のように行っていたかもしれません。なぜ?同僚と会話をするため、要するにフランス語を学ぶために。ここで結構鍛えられましたからね。学校でフランス語を習うより良かったかもしれません。

 でも、今はほとんど行っていません。一つはなんだかビールが苦手になったことと、お金がかかるので。昔はカフェの閉店までいて、よくタクシーで帰ってましたから。

 そんなこんなで家でお酒を飲む機会が増え、今ではほとんど外では飲みません。またあまり外食しないのもありますけど。

 でもって、この前の休みの日。買い物帰りに昔なじみだったバーの横を通ったら、窓越しにマスターが「よぉー(もちろんフランス語で)」と顔を出して、一杯飲めと。このバーはいわゆるアイリッシュパブで、ギネスをはじめ、ビール、ウィスキーは豊富だけど、僕が普段飲むワインは置いてない所。だから、「今時間無いから、また今度」って言ったら、「最近ずっと来てないんだから一杯飲め」と。しょうがないので一杯飲んできました。いろいろ最近の話や、なにやらをして、時間にして30分もいなかったけど久しぶりに楽しかったですね。僕の顔を覚えてくれてるのもちょっと嬉しかったし。

 日本に帰ると以前お世話になったところに必ず行くようにしていますが、以前の常連さんとかがいつもいて、なんだか落ち着いてお酒が飲めるんですよね。

 たまには顔を出しに行かないといけませんね。馴染みのバーやカフェには。


↓ちなみにこの時はおごってもらっちゃいました。今度はちゃんと行かないとね。クリック、SVP。
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Chanson du Jour : Whiskey in the jar / Thin Lizzy

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