lundi 21 juillet 2008

ワインのラベル


 僕が、ワインを飲み始めてかれこれ早13~4年といったところでしょうか?


 飲み始めた当初はわけも分からず買っては飲み、買っては飲みを繰り返していましたが、しばらくしてからワインのラベルをはがして取っておくようになりました。


 理由としては、一つは備忘録としての為、もう一つはコレクションとしての為に。


 それで、ラベルをはがすときに使っていたのがワインはがしシートみたいな名前のもので、透明な粘着シートをラベルの上に張り付けて、ボトルからはがし取るという仕組みものです。


 これが結構くせ者で、しっかり粘着させないとちゃんとはがれてくれないんです。一枚はがすのにしっかりやろうとすると、2分くらいかかります。もっとかかるかもしれません。


 で、結構量を飲む僕としては、毎日毎日はがさなければならないボトルがたまっていくんですが、ラベルはがしに結構時間がかかるので、後でやろうということになるんですね。


 そうすると、部屋の中はワインの瓶だらけになってしまっていました。実際100本の空き瓶が部屋にあることを想像してみてください。はっきり言って邪魔です。ですが、その頃は意地になってラベルをはがしをしていましたからそのまま捨てるわけにはいきません。しょうがないので、たまった瓶からひたすらラベルをはがすんです。これがかなりの精神的苦痛でした。そしてその瓶をいっぺんに廃棄しなくてはいけないのも嫌な作業でした。


 僕は、自分で言うのもなんですが記憶力がいいので、一度飲んだワインは忘れません。と言うか、思い出せと言われるとどうかなぁという感じですが、実物を持ってこられて飲んだことがあるかないかというのは忘れない訳です。ちょうど漢字は書けないけど、読めるみたいな感覚でしょうか?


 ということで、ある時ラベルはがしを辞めました。こちらに来てからも、日本からラベルはがしを持ち込んで続けていましたが、こちらに同じようなものが売っていないので続けられなくなったのもあります。


 おそらく日本とこちらではがしたラベルは800枚くらいあると思います。ラベルはがしの代金だけでも結構な額になりますよね。


 今ボトルは飲んだ片っ端からバンバン棄てております。でも本当に辞めてよかったかと言うと、ちょっと後悔してる部分もあります。時々引っ張り出して見てみると、色々あるなぁと思うし、あの時に飲んだやつだよなぁなど、いろいろ思い出したりするので。まぁ、あの作業から解放されることと引き換えですから何とも言えませんが。
 
 今は、時々飲むシャンパーニュのボトルだけ取ってあります。何かの記念日や、いい事があった時に飲んだ物ですからね。
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